業務案内

造船所において、17万トンクラスの新造タンカーの塗装を行なっています。

船体がとても大きいので、ブロックと呼ばれる複数の部品に分けて組み立てています。作業を行なう部屋もA室〜J室まで分かれており、それぞれの部屋で分担して作業が行なわれています。

弊社は揮発性有機化合物(VOC)処理が行えるI室において、サンドブラスト処理済みのブロックの塗装を行なっています。

具体的には、バキュームや養生などの塗装前処理からはじまり、ハケやスプレー塗装による船体塗装作業までを主に担当しています。

高所・粉じん・塗料など作業条件が過酷で危険が伴いますので、作業時の安全については特に力を
入れています。

作業の流れ

塗装前処理工程

前工程のサンドブラスト処理が行なわれたブロックを引き渡されたところから、弊社の仕事が始まります。

最初の工程は掃除、バキューム、養生になります。
ワイヤーブラシ、パワーツール、ディスクサンダー、バフ、ベビー、チッパーなどを使ってサンドブラストでは落としきれなかった部分をキレイに処理して、塗装を行なえる状態まで仕上げていきます。

ドレンホール、エアホール、カラープレート、ビード、スパッタなど、機械では手が入らない箇所や仕上げに難があった場所を一つ一つチェックし、問題があれば処理していきます。

塗装前の処理が済んだら、下検→本検の順番で検査が行なわれます。本検では現場監督、メーカー担当者、品質管理、塗装メーカー立ち会いのもと、徹底したチェックが行なわれます。本検をパスしなければ次の塗装工程に進むことが出来ません。

塗装工程

いよいよ塗装作業の工程です。

新造船におけるPSPC(Performance Standerd for Protective Coatings:バラストタンク塗装基準)に合わせたハケ(ストライプコート)塗装を行ないます。

塗料が付着すると支障が出る箇所の養生を行ないます。

スプレー塗装作業前の段取りとして、塗装機のセッティングなどを行ないます。

1回目のスプレー塗装を行ないます。規定の厚さは160ミクロンです。適時ウエットゲージによる計測を行ない、規定範囲内に収まっているかチェックしながら塗装作業を進めていきます。

※弊社の仕事はここまでです。2回目のスプレー塗装は次の業者が担当します。